
団体設立前の記録が出てきた。
いまだ変わらぬままの場所もある。
大きく変貌を遂げている被災地、以前に増して頑張っている地域もある。
東日本大震災は世界が自然災害に対して、本気で取り組むキッカケとなった、歴史的な不名誉な遺産だった。
なぜだか日本という国は、世界で初めての、負の遺産も多くある国として知られている。
原爆しかり、水俣病しかり。
それが日本の宿命だとは考えたくもない。
日本の、おもてなしの心や、立ち居振る舞いの美しさ、自然調和の妙味、しいては大和言葉に込められる言霊。
そんな日本文化の素晴らしさをもって、もっと世界を圧巻させたいと、そう願う気持ちが強い。
多分に日本文化の素晴らしさの見えない背景に、負をはねのけて立ち上がる真の強さが隠れているのだと感じます。
逆境にも強いニッポンは、ワールドスタンダードになり得るコンテンツだと思います。
被災地のさらなる復興を願って。