
中部や北部では近年 大きな地震が起きている。
ミャンマー最大の人口密集地ヤンゴンでは、50年近く大きな地震が発生していないので、今住む人たちは異口同音に、ヤンゴンには地震は来ないと語る人が多い。
だが数百キロ離れた場所では、マグネチュード7に近い大地震が最近になって数度も発生していて、数多くの仏閣が倒壊している。
そしてヤンゴン市内にも小さな地震が発生し始めている。
https://www.myanmar-news.asia/news_bCLbEGiD0Y.html
運河沿いのナイトマーケット通りにある、チャイナ街、インド街の老朽化した建物は、少しでも大きな揺れが発生したら、ひとたまりも無く倒壊するだろう。
人口密集地なだけに、かなり大きな人身被害が予想できる。
アジア全域で共通する問題は、大地震に対応できる建造物が少ないことだ。
それに加えて人々の、自然災害に対処する心構えも必要だ。
日本だけでなく、世界中の人口密集地に於ける災害対策は急務だと言いきれる。