世界中の大半の街は時代遅れとなる。
スイスのある街は、自然の風の流れを遮らないように、街全体をデザインし、その建築コンセプトを50年以上、今も脈々と守り続けている。
現在のように、区分所有者の経済的理由で、継ぎ足し継ぎ足しで建て替えていては、2100年の自然災害に、現存する形態の街ぐるみで対応することは、かなり難しいと言えるだろう。
夢物語だが、遷宮のように都市部では、区分ごとに災害に強い街づくりを順番に進める法案も必要になるかも知れません。