
アジア諸国に根をはる防災対策。
未来防災は過去防災の延長線上に、その手法が存在しないことが多々あります。
「想定外の災害でした」と言わないためにも、早期に豊かな想像力を発揮して、未来防災を構築する必要があります。
「バターフライ効果」という言葉は知っての通り、宇宙の彼方で蝶々が羽ばたくだけで、地球上で変化が表れます。
わが町の事だけを考えて、防災、防災と叫ぶのは、他人のことはお構いなしだと、公然と叫ぶのに等しいことです。
『共助』に支えられた災害支援活動とは、我が身を考えながら他人に手を差し伸べる行為であり、その共助の精神が何より大切なのが災害支援活動なのです。
自然災害や環境破壊は、もはや対岸の火事ではないことを、私達おとなが、今いちど深く認識することです。
そしてその対応策を、次世代を担うリーダー達に、しっかりとバトンリレーして行かねばならない重い責務を負っています。
テレビでは、日本語検定を受けるミャンマーの人々が、なんと16,000人も参加したと報道されました。
日本の技術や日本の文化が、広く世界に広まりながら、世界平和に寄与できることは素晴らしいことです。
その一角に『未来防災の実践者』として災害対策を構築していくことが、BERTの使命だと感じています。